はっぴゃくいち
作文の下書き書いてみたら、801字になりました。
はっぴゃくいちと読めた方→正常
YAOIと読めた方→同類
や。でも私はそんなにBL好きな人じゃなかったりする。
むしろオニャノコ。もしくはおっさん。
BLが好きです。でも、オニャノコの方がもーっと好きです!
―――ってことにしておいてください
最近はノーマルに落ち着いたみたいですよ
堂郁とかレイエとか
あー!私が好きなのって大分限られちゃってるんだなー。
全然出てこないや どうしよう 堂しよう Doしよう
―――――――メイド喫茶の茶に言葉責め葉にらき☆すたのらきにポケットモンスターのーを加えた茶葉らーきは課題の部屋から脱け出すことに成功した!(後半無理矢理)
――――――――――――――――――――――――――――
いつもの罵声で目が覚めた。
全く…毎日言われなくたって…
『あと30秒で行くから!!』
1階にいる母親に向けて怒鳴る。
制服を着て、寝癖を直し、編み下げにして、顔の傷を化粧で隠す。
毎日やっていたら、20秒弱で一連の作業ができるようになっていた。
「猫被り、頑張ってね!」
1階に降りると、いつもの‘行ってらっしゃいの代わりの台詞’が聞こえた。
『じゃ、行ってきます!』
作ってあった朝飯――と呼ばれるサンドイッチ――を持って、外に出る。
猫被り開始。
サンドイッチを口にくわえ、可愛く馬鹿っぽい女の子を演出する。
それが家の外に存在する学生のオレ。
小さい頃、ありのままのオレでいたら、親戚に「男の子みたい」と言われた。
その発言から猫被り生活が始まった。
男の子みたいなオレ と 女の子みたいなオレはどちらも存在する。
どうせだから、効率よく生きようと思った…そんなところか。
物思いにふけっていると、ピンクの頭の奴がこっちを見ていた。
たしか……面白い名前だった…
あおいそら だ。漢字はどんなだったっけ?
「あ……の…」
お、話してくるとは珍しい。
こいつは本物の天然みたいだから、サンドイッチ欲しいなんて言うんじゃねぇだろうな!やらねーぞ!!
『にゃんですきゃぁ?』
くそ、サンドイッチくわえてたら、うまく話せないじゃんかよ!
あ、でもこれはイメージ的に良いかも。
そらとか言った奴が黙ってオレの足元を指している
金でも落ちてた…か…っ!?
なんだこいつは?
オレの左足首におかしな蛇のような奴が絡み付いている。
見た目がグロテスクなわけではないが、正直迷惑だ。
触り心地最悪。何故か頭部を擦りあわせている。気持ち悪い。
『オレの足に絡みつくんじゃねぇ!』
思わず無意識に足を振り回していた。というか、多分体全体を振り回していた。気持ち悪さを振り払うように。
あれは蛇ではなかった(と思う)が、祟りとか呪いとかなければいいなぁ
「さなちゃん………?」
『あ゛ん!?』
「さ、さ、さなちゃんはどこ?」
しまったー!!こいつ居たんだった!
しかも、クラス違うくせに、名前知ってやがる!
無意識に素になってた。
とりあえず急いでカバンから猫耳のついた帽子を出して、それを被りそらに背を向ける。
『沙奈ちゃん?誰それー??人違いぢゃん?』
さっきとは声色を変え、別の意味で馬鹿な女を演じた。
どうか、バレませんように…!
猫被りがバレたら…オレは……
「ごっ、ごめんなさい!人違いでしたか。」
フゥ、良かった。こいつも馬鹿で。何を真面目に頭下げてんだか。
「さいきんひとちがいしちゃうコトおおくて…なんだか、あなたがわたしのともだちのさなちゃんてコにとても似てたので…。」
友達?
「では、しつれいします。」
そう言って、走って行った。
『友達…か。』
名前もうろ覚えだった奴だが、友達と言われても悪い気はしない。
遅刻しないかどうか時間を確認する為にケータイを開くと、あと10分しかなかった。だから、あいつは走って行ったのか。
確かに走れば間に合う時間だ。だが、走っている姿は学生のオレのイメージに合わない。
遅刻ギリギリの口の軽い男子に見られたら、それこそ大事だ。
だったら、学生のオレは、体が弱くて休んだ とか ちょっと寝坊して遅刻 とかの方が似合う。
ケータイの明かりが消え、自分の顔が画面に写った。
うっわぁ、化粧落ちてんじゃん!焦ったから汗かいたか?全くもう…
そんなことを考えながら、自宅に戻る
今日は貧血でぶっ倒れたってことで…
母親に見付からないように、裏からオレの部屋に入る
家を出るときに言われた「猫被り、頑張ってね!」には「ちゃんと学校行け!」という意味があるのだ。
直接言えばいいものを!
制服のスカートは着回しで、セーラー服を脱いでシャツを着た。
今度は大人なオレ。
学校をサボるときに使っている。
とりあえず近くの公園でも行くか。
この時間はあまり人気もなく、ゆったりできた。
『今日もバレたかー。』
馬鹿なお陰で広まることは阻止できたけど…
疑われるのは初めてじゃなかった
むしろ、数えきれない程だ。
気が緩む。なぜだ。
少し前までは、単なるオレの演技不足だったように思う。
だが、最近になって急に変わった。自分自身が。
何か…あるんだ。
そういえば、今朝足に絡んできたのは何だったんだ!?
蛇に似た生き物だったが、髪の毛と角があった。
はっぴゃくいちと読めた方→正常
YAOIと読めた方→同類
や。でも私はそんなにBL好きな人じゃなかったりする。
むしろオニャノコ。もしくはおっさん。
BLが好きです。でも、オニャノコの方がもーっと好きです!
―――ってことにしておいてください
最近はノーマルに落ち着いたみたいですよ
堂郁とかレイエとか
あー!私が好きなのって大分限られちゃってるんだなー。
全然出てこないや どうしよう 堂しよう Doしよう
―――――――メイド喫茶の茶に言葉責め葉にらき☆すたのらきにポケットモンスターのーを加えた茶葉らーきは課題の部屋から脱け出すことに成功した!(後半無理矢理)
――――――――――――――――――――――――――――
いつもの罵声で目が覚めた。
全く…毎日言われなくたって…
『あと30秒で行くから!!』
1階にいる母親に向けて怒鳴る。
制服を着て、寝癖を直し、編み下げにして、顔の傷を化粧で隠す。
毎日やっていたら、20秒弱で一連の作業ができるようになっていた。
「猫被り、頑張ってね!」
1階に降りると、いつもの‘行ってらっしゃいの代わりの台詞’が聞こえた。
『じゃ、行ってきます!』
作ってあった朝飯――と呼ばれるサンドイッチ――を持って、外に出る。
猫被り開始。
サンドイッチを口にくわえ、可愛く馬鹿っぽい女の子を演出する。
それが家の外に存在する学生のオレ。
小さい頃、ありのままのオレでいたら、親戚に「男の子みたい」と言われた。
その発言から猫被り生活が始まった。
男の子みたいなオレ と 女の子みたいなオレはどちらも存在する。
どうせだから、効率よく生きようと思った…そんなところか。
物思いにふけっていると、ピンクの頭の奴がこっちを見ていた。
たしか……面白い名前だった…
あおいそら だ。漢字はどんなだったっけ?
「あ……の…」
お、話してくるとは珍しい。
こいつは本物の天然みたいだから、サンドイッチ欲しいなんて言うんじゃねぇだろうな!やらねーぞ!!
『にゃんですきゃぁ?』
くそ、サンドイッチくわえてたら、うまく話せないじゃんかよ!
あ、でもこれはイメージ的に良いかも。
そらとか言った奴が黙ってオレの足元を指している
金でも落ちてた…か…っ!?
なんだこいつは?
オレの左足首におかしな蛇のような奴が絡み付いている。
見た目がグロテスクなわけではないが、正直迷惑だ。
触り心地最悪。何故か頭部を擦りあわせている。気持ち悪い。
『オレの足に絡みつくんじゃねぇ!』
思わず無意識に足を振り回していた。というか、多分体全体を振り回していた。気持ち悪さを振り払うように。
あれは蛇ではなかった(と思う)が、祟りとか呪いとかなければいいなぁ
「さなちゃん………?」
『あ゛ん!?』
「さ、さ、さなちゃんはどこ?」
しまったー!!こいつ居たんだった!
しかも、クラス違うくせに、名前知ってやがる!
無意識に素になってた。
とりあえず急いでカバンから猫耳のついた帽子を出して、それを被りそらに背を向ける。
『沙奈ちゃん?誰それー??人違いぢゃん?』
さっきとは声色を変え、別の意味で馬鹿な女を演じた。
どうか、バレませんように…!
猫被りがバレたら…オレは……
「ごっ、ごめんなさい!人違いでしたか。」
フゥ、良かった。こいつも馬鹿で。何を真面目に頭下げてんだか。
「さいきんひとちがいしちゃうコトおおくて…なんだか、あなたがわたしのともだちのさなちゃんてコにとても似てたので…。」
友達?
「では、しつれいします。」
そう言って、走って行った。
『友達…か。』
名前もうろ覚えだった奴だが、友達と言われても悪い気はしない。
遅刻しないかどうか時間を確認する為にケータイを開くと、あと10分しかなかった。だから、あいつは走って行ったのか。
確かに走れば間に合う時間だ。だが、走っている姿は学生のオレのイメージに合わない。
遅刻ギリギリの口の軽い男子に見られたら、それこそ大事だ。
だったら、学生のオレは、体が弱くて休んだ とか ちょっと寝坊して遅刻 とかの方が似合う。
ケータイの明かりが消え、自分の顔が画面に写った。
うっわぁ、化粧落ちてんじゃん!焦ったから汗かいたか?全くもう…
そんなことを考えながら、自宅に戻る
今日は貧血でぶっ倒れたってことで…
母親に見付からないように、裏からオレの部屋に入る
家を出るときに言われた「猫被り、頑張ってね!」には「ちゃんと学校行け!」という意味があるのだ。
直接言えばいいものを!
制服のスカートは着回しで、セーラー服を脱いでシャツを着た。
今度は大人なオレ。
学校をサボるときに使っている。
とりあえず近くの公園でも行くか。
この時間はあまり人気もなく、ゆったりできた。
『今日もバレたかー。』
馬鹿なお陰で広まることは阻止できたけど…
疑われるのは初めてじゃなかった
むしろ、数えきれない程だ。
気が緩む。なぜだ。
少し前までは、単なるオレの演技不足だったように思う。
だが、最近になって急に変わった。自分自身が。
何か…あるんだ。
そういえば、今朝足に絡んできたのは何だったんだ!?
蛇に似た生き物だったが、髪の毛と角があった。
コメントを書く...
Comments